当社の社員は、入社後1年間に及ぶ基礎教育の後、2年間程度の実地教育を経て初めて技術者としての第一歩を踏み出します。3年に渡る検眼研修においては徹底して、眼光学、レンズ交換法による検眼、眼位検査、両眼視機能、眼疾患を学びます。一連の研修を受けてはじめてメガネ処方を行えるようになるのです。また、中堅社員研修やベテラン社員のブラッシュアップ研修など、学ぶことにゴールはありません。
それが当社の社員教育なのです。
人の眼は二つあります。片眼ずつの度数が正しく測れても両眼で見た時に不具合が起きることは実はよくあります。これは、近視や遠視、乱視の度が強い場合や左右の視力に差がある場合、斜視による視線のズレが起きている場合など原因は多岐にわたります。
こうした不具合はメガネに慣れにくいだけでなく、掛け続けると目の疲れや肩こり、頭痛の原因ともなり得るのです。また、中には何らかの理由により片目に頼らざるを得ない方もいます。メガネ処方は単に視力が出ればよいわけではありません。「良く見えて掛けやすいメガネ」に調整することが本当のメガネ処方なのです。
そのために我々は、まずはお客様の症状、お悩み、ご要望、ライフスタイルなどをお聞かせいただき、視力検査、眼位確認、両眼視機能検査、その後に各種レンズによる数十分間の装用確認を経て、最終的なメガネの度数を決定させて頂きます。
ここまでするのはメガネをお掛けになるお客様に“本当の視界”をお届けしたいと考えているからです。一般の眼鏡店で対応困難な場合でも、当社が対応可能な場合があるのはこうした最高レベルの知識と技術があるからなのです。